大学時代、付き合っている彼女がいるのに『浮気』しちゃいました。
相手は、短髪で男勝りな性格のボーイッシュな女の子。

出会いのきっかけは、彼女と同じサークルに所属していたこと。
幼い頃からずっと空手一筋で生きてきたという彼女は、全国大会でもナンバー3に入る
空手の実力の持ち主で、同じサークルのメンバーをはじめ、非常に多くの人から慕われていました。「空手をするのに髪も化粧も必要ない」が口癖の彼女は、
年頃の女性がするようなお洒落には目もくれず、ひたすら空手に打ち込んでいました。
真摯に健気に、ひとつのことに打ち込むその姿に、いつの間にか僕は心を奪われていたのでしょう。気付けば彼女のことばかり考えている自分がいました。

(彼女がいるのにこんな感情を抱くなんて。)

当然戸惑い、非常に悩みました。
彼女のことは好きだ、一人の女性として。
だけど、僕には今大切にしなければならない女性(ひと)がいる。

アレコレ悩み、考えあぐねていたそんな時―

「西村、お前は星野とペアを組め」

監督にそう指示され、彼女と一緒にペアを組むことになりました。
間近で見る彼女は、ハッと息を呑んでしまう程美しく―
全ての時が止まってしまったかのような、そんな錯覚を覚えました。

「西村さん、だっけ。わたし星野って言うの。宜しくね。」

眉一つ動かさず、淡々とした口調で彼女は僕にそう言いました。その瞬間―
お洒落なんて興味ない。男の子なんてどうでも良い。
そんな彼女にもし『恋』のようなものが芽生えたら―そしてその相手が僕だったら―
一体どんなことが起こるだろうと、そんな邪推な想いが僕の胸を過ったのです。
飲み会の帰り道。
お酒が入っているのを良いことに、彼女の耳元にそっとこう囁きました。
「真面目だよね、星野さんは。あまり遊びたいとか思わないの?」
ん?と呟き、少しくびれている彼女の腰に手を回しました。
何すんのよ!って殴られるのがオチだろうなあ。跡、残らないと良いなあ・・・
そんな考え、バッと身構えた次の瞬間―
僕を待ち受けていたのは、予想だにしない展開でした。

「ちょっとくらいなら付き合ってあげてもいーけど。」

そう言って彼女は、自分の右手を僕の左手に絡ませて来ました。
これには僕もビックリ。
予想外の展開に胸をはずませながら、再び彼女の腰に手を伸ばしました。

その後の詳細は・・・ここでは省きます。
どうしても読みたいというスケベさんは、妄想力をフル稼働させて
空白の部分を補って下さい。とりあえず『凄く柔らかかった』の一言だけ
言っておきます。空手着を来た、ボーイッシュな女の子って何か良いよね。

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