「不倫なんて関係ない、自分には他人事だ。」

そんなふうに思っていたのですが・・・
5年近付き合っていた彼氏が、実は【既婚者】でしかも2人の子持ちでした・・・。

彼とはネットのSNSを通じて知り合いました。当時、私は24歳。
もちろん、ネットを通じての出会いだったので十分警戒はしていました。
『実は既婚者かもしれない』『よからぬことを企んでいるかもしれない』等々・・・
しかし、長く交際を重ねるにつれ安心感のようなものが生まれていたのでしょうか、
思い返せば油断しきっていた部分もあるように思います。

「今俺の部屋散らかってるから。金山近くのホテルに行こ。」

交際している間、彼はそう言って一度も私を部屋の中に入れてくれたことはありませんでした。
その時点で怪しむべきだったのでしょう。
ですが、お人好しで騙されやすい私は、すっかり彼の言葉を信じてしまったのです。

彼は何度か私の家に遊びに来ましたが、私が彼の家に行くことは一度もありませんでした。
「重たい女」そう言われるのが怖くて、こちら側から遊びに行くのを催促したことはありませんでしたが・・・しかし、私の家には普通に来て妹(7つ年下)とJKごっこなどをしていたので、(まさか彼が既婚者ということはないだろう。)などと安心しきっていました。
父親は海外出張の為不在でしたが、母と一緒に鍋をつついて仲睦まじく話をしていました。

そんな彼がまさか既婚者だったなんて・・・
しかし、思い返せば思い当たる節が多々ありました。
彼は一度も自分の友人を紹介してくれなかったし、年齢(当時27歳)の割には妙な
落ち着きぶりきがありました。余裕があると言いますか・・・
世の独身男性とは違う雰囲気を身にまとっていましたね。
彼が既婚者であることは、知人を通して知りました。
たまたま偶然、彼の実家(刈谷)近くに住んでいた知人が、
「アンタんのところの彼氏、奥さんと子供おるがか?」

そう教えてくれて彼の不倫が発覚したのです。
知人が居なければ、私は一生騙されたままだったことでしょう。
すぐさまスマートフォンを手に取り、「どういうこと?」と彼に電話をしました。
「えーなんかごめん・・・」
電話の向こうの相手は悪びれもせず淡々とそう言い放ったので
私の怒りはますますヒートアップしました。もちろん別れましたよ。
携帯のアドレスも変えました。

5年間という長い歳月は、どんなことをしてももう二度と戻ってこないことでしょう。
不倫をしてしまったという事実も一生消えることはありません。
今付き合っている彼氏がいるという人、好きな人がいるという人―
その人は、実は既婚者かもしれませんよ。
私と同じ轍(てつ)を踏まぬよう・・・
しかし『不倫していた』という割には何だか憎めない何だか不思議な人でした。

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