左手に結婚指輪をはめている人を好きになってしまいました。
「元々不倫願望がある」とか「略奪愛に興味がある」
そういうことではありません。たまたま好きになった人が、既婚者でした。

自分の選んだ道が茨の道であることは重々承知しています。
降りかかる苦しみも悲しみも、すべて乗り越えていくつもりです。
・・・こんな言い方すると「不倫する自分に酔っている」なんて言われそうですが。
まあ、半分否定はしませんが(^^;

彼とは今の職場を通して知り合いました。
年は私より3つ年上の30歳で、素朴な性格で非常に多くの人から慕われていました。
周りを包み込むようなあたたかな笑顔、陽だまりの中にいるようなぬくもり。
その姿にいつの間にか心を奪われていたのでしょう。
(私一人をずっと見ていてほしい。)心の中でそう強く願うようになりました。

「良いですね、奥さんは。こんな素敵な旦那さんに愛されて」

あれは3か月前―社内で開かれた飲み会での出来事
人の目を盗み、コッソリ耳元で彼にそう囁きました。
すると彼は、まじまじと私の顔を見詰め「ん?どうした急に。褒めたって何も出ないぞ」
そう言ってクスリと笑いました。

「佐藤(私の名前)、このあとまだ時間あるか?」
帰り道―、そう言われて近くのラブホテルに連れて行かれました。
(いきなりホテルなんてちょっと嫌だな・・・)
そう思ったけれど、彼と繋がりたい気持ちの方が強くてそのままホテルに行ってしまいました。

キラリと光るシルバーのリング。
それを目にするたび、薔薇の棘に触れた時のような鋭い痛みが全身を駆け巡ります。
不潔、汚らわしい、不道徳・・・そんな言葉ばかりが頭の中にこだまします。
だけどやめられない、抜け出せない。これが不倫の最も恐ろしい所だと思います。

「いい年こいて不倫するなんて。貴女、一体何を考えてらっしゃるの?」
なんて何処かの女性コメンテーター(ワイドショーとかによく出ている)から
強いお叱りを受けそうです。しかし、不倫を肯定するわけではないのですが、
『たまたま好きになった相手が既婚者だった』。
そして私のようにもどかしい想いを抱えている人も多くいるのではないでしょうか?
それを頭ごなしに「不倫なんて駄目だ!汚らわしい!」と叩くのはオカシイと思います。本人が茨の道を行くと決めたのならそれで良いのではないのでしょうか。
あまりお薦めはしませんけど。以上、27歳OLが語る切ない不倫体験記でした。

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