興信所や探偵事務所の手口を知れば、もうだまされない!

興信所や探偵事務所の手口を知れば、もうだまされない。

全国には、興信所や探偵事務所の数が、どのくらいあるのか知っていますか?

街を歩いていても、興信所や探偵事務所の看板なんて、あまりというか、目にしませんよね。でも、警察庁がまとめた「探偵業の概況」によると、2018年度末時点での探偵業の届け出数は、5,691件であり、前年比24件の増加となりました。探偵業の世界も、高齢者問題が発生しています。死亡による証明書の返納数が2018年度末で7件に上りました。前年比-2件でした。

ちょっとびっくりですが、日本には、六千件近い探偵業者が存在していることです。全国に六千件という店舗数は、コンビニで言えば、サークルKの店舗数に匹敵します。正確には、サークルKは、減少傾向にあります。なぜなら、ファミリマートに吸収合併されたのですから、現在、全国都道府県別のコンビニの数で、愛知県と神奈川県の合計が、約7千件なので、この程度でしょうか。

しかも探偵業者は、コンビニとは違って、法人ではなく個人で運営している業者が大半を占めていています。つまり、探偵業の74%が個人営業で、法人営業は26%となっています。したがって、調査員を多く抱えた大規模な探偵業者は、かなり少なく、中小零細の個人事務所がほとんどを占めるのが、探偵業者の実態です。

しかし、個人であろうと法人であろうと、殆どの探偵業者は誠実に調査業務を遂行しています。だが、探偵業という業務の性質上、悪質な業者が暗躍しやすい環境にあることも確かです。

なんらかのトラブルが発生して調査を依頼する際には、数多く存在する探偵業者のなかから、ひとつの探偵業者を選ばなければいけません。

その際、特に気をつけなければいけないことは「悪質な探偵業者には依頼しない!」、ということです。

個人事務所に比べると、法人になっている事業所のほうが社会的な信用度が増すことはたしかですが、法人のなかにも悪質な業者が混じっています。

よくあるのが、法人組織のため信用して調査を依頼したところ、調査はすべて下請けの探偵業者に丸投げされていた、といったトラブルです。

「個人だから信用できない、法人だから信用できる」という安易な見分け方は、トラブルの元です。

では、悪質な業者に引っかからないようにするためには、どうすればよいのでしょうか?

もっとも効果的な対策は、悪質業者の手口について知っておくことです。

悪質な業者の手口は、案外共通しています。そこで、悪質な業者がどうやって依頼人をだますのか、その代表的な手口について、多い順から紹介しましょう。
悪質業者の手口が見えてくれば、トラブルを未然に防げるようになります。

その壱 「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者

国民生活センターには、興信所や探偵事務所に係る相談が寄せられていますが、その数は、ここ数年で、急増しています。

そこで、最近の相談事例やアドバイスをまとめ、消費者への注意喚起を行います。

2011年度の相談件数は205件、2012年度の相談件数は150件、2013年度の相談件数は582件、2014年度の相談件数は3106件、2015年度の相談件数は4543件、2016年度は2016年11月30日までの相談件数は4191件(前年同期は2634件)です。

その中でもダントツに増えているのが、「アダルトサイトとのトラブル解決」を持ち掛ける探偵業者との間で生じたトラブル相談です。

国民生活センターに寄せられた具体的な事例を見てみましょう。

【事例1】

「無料相談」「解決可能」のはずが、有料の企業調査だった
私は、40代の独身、男性です。日頃のストレスからか、AVを見る機会が増えていきました。最初は、TYTAYAとかで借りていたのですが、あの入りづらい空間が嫌になり、インターネットで、無料で、AVが見れないかなと思い、検索していたら、あったんですよね、若くて、ぴちぴちした写真や、動画が、そして、無料で、楽しんでいた時に、突然画面が暗くなり、当サイトをご利用ありがとうございます。あなたは、「登録されました」つきましては、視聴料として、50万円を請求いたします。というのが目に入り、びっくり仰天して、動揺を隠せませんでした。そのあとも、メールに請求の催促メールが来るようになり、半ば、ノイローゼ気味になっていたところ、天からの救いか、一通のメールに目がとまりました。「無料で相談、アダルトサイトのトラブル、即解決!わが探偵事務所にお越しください。」この時、無料で相談できるんだったら、相談しようと思い、掲載されていた電話番号へ電話をしたところ、なんとか、解決できるようなことを言われたので、契約したいので、事務所までお越し下さいと言われ、契約しようと思い、事務所に向かいました、そこで、いろいろと説明を受けるんですが、なにやら難しい言葉を並べられて、頭が混乱し、契約してしまいました。10万円支払うことになってしまいましたが、これで、アダルトサイトからの請求は来ないだろうと思っていたら、1っか月後、また、アダルトサイトから同じ請求が来まして、びっくりして、生活センターに相談しました。この時の資料を全部生活センターの人に渡してみていただいたら、これは、企業調査と言って、アダルトサイトからの請求をやめるとは書いてないですね。と言われ、何?詐欺?と思ったのですが、時はすでに遅しで、探偵事務所に払ったお金は帰ってこないし、アダルトサイトからの請求は、一向にやまないので、生活センターの人に相談したら、優秀な弁護士を紹介してくれました。弁護士に最初から相談していればよかったと思いました。
(受付年月:2016 年 4 月、契約当事者:40 歳代男性・愛媛県)

【事例2】

「100%解決する」と言われ依頼した先が「消費者センター」ではなく探偵業者だったスマートフォンに着信があったので折り返し電話をすると、男性が電話に出て「未納のサイト利用料金がある」「確認するので、名前と電話番号を教えてください」と言われたので伝えた。すると「未納料金は 7,000 円だが、今はもう料金の問題ではなく、法的措置に移るところ」と言われ驚いた。以前アダルトサイトを見て登録画面が表示されたが無視したことがあり、そのことで訴えられるのかと思った。慌ててインターネットで「消費者センター」を検索し、検索結果に表示された無料ダイヤルの窓口に電話をした。
事情を伝えると「相手に名前も伝えているのでまずいが、100%解決する」「契約書を FAX するが、自宅に FAX がなければコンビニに行ってください」と言われた。早くしないと訴えられると思い、急いでコンビニに行き、FAX で書類を受け取り、電話で言われるがまま氏名等を記入し、その場で FAX 返信した。代金の 86,400 円はすぐに指定された銀行口座に振り込んだ。
その後で、インターネットでその窓口について検索したところ、依頼したのは消費者センターではなく、探偵業者だと分かった。必要のない依頼だったのなら、キャンセルしたい。
(受付年月:2016 年 7 月、契約当事者:20 歳代男性・千葉県)

【事例3】

「高額な請求がある」「個人情報が流出する」と言われ不安になり、焦って依頼した
パソコンでアダルトサイトを見ていたら、突然 ID とパスワードが記載された登録画面が表示された。心配になって、インターネットで「消費生活センター」を調べ、電話で問い合わせたところ「そのままにしておくと、メールや電話、信書で請求が来る」「そのサイトには弁護士がついていて、10 万~20 万円を請求される」「サイトを閲覧したことでウイルスに感染しているので、個人情報が流出する」「不当請求であることを証明すれば請求されないが、まずは調査をしなくてはならない」などと言われた。依頼料は 54,000 円とのことだった。
焦っていたので依頼をすることにし、氏名、電話、住所を伝えると「3 日以内に書類が届く」「ウイルスに感染しているので、当分ネットは使わない方がよい」と言われ、最後に社名を伝えられた。
公的な消費生活センターに相談したつもりだったので、依頼料が発生するのはおかしいと思い、聞いた社名をインターネットで検索すると探偵業者であることが分かった。依頼を取り下げることはできるか。
(受付年月:2016 年 8 月、契約当事者:30 歳代女性・愛媛県)

【事例4】

「消費生活センターか」と尋ねたところ「公安委員会に届出している」と言われた以前、アダルトサイトのトラブルに遭い、消費生活センターに相談し解決したことがある。先日、覚えのない電話番号から電話がかかってきたので出たところ、以前のアダルトサイト業者だった。「契約について話をしたい」と言われたので「契約していない」と言うと、「内容証明で裁判所から督促状が届くだろう」と言われた。
その後も度々電話がかかってくるので、インターネットで「消費者センター」を調べ、電話した。今までの経緯を話したところ「アダルトサイトからの請求には応じないように」「解決するには 5 万~7 万円かかる」と言われた。お金がかかるのはおかしいと思い「消費生活センターですか」と尋ねると、「公安委員会に届出をしているのでご安心ください」とのことだった。
あやしいと思い電話を切ったが、先ほどの相談先に名前と電話番号を知られてしまっている。大丈夫だろうか。
(受付年月:2016 年 10 月、契約当事者:60 歳代男性・東京都)

【事例5】

依頼した1時間後にキャンセルを申し出たら、高額な解約手数料を請求されたタブレットで、インターネット上の広告からアダルトサイトに入ったが、再生ボタンを押しただけで登録となり、99,000 円を請求された。アダルトサイト業者に慌てて電話をかけたが、キャンセルできないと言われた。
ネットで相談窓口を調べ、見つけた民間の相談窓口に電話で相談し、勧められて調査の契約をした。「アダルトサイト業者に対しては何もするな」と言われたことは覚えているが、何のために調査をするのかなどは覚えていない。
契約書が FAX で送られてきて、言われたまま記載して FAX で返信した。しかし、調査を依頼する必要があったのか疑問に思い、その 1 時間ほど後にキャンセルを申し出たところ、契約書どおりに解約手数料として依頼料(約 92,000 円)の 50%(約 46,000 円)を支払うよう言われた。
(受付年月:2016 年 8 月、契約当事者:20 歳代女性・長野県)

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